2009年12月22日火曜日

12月20日のイベントを楽しみました。

 12月20日(日)は南口広場でフリーマーケットやポン菓子実演無料配布、展望台より高いゴンドラ乗り、スタンプラリーに多くの人が楽しんでくれました。

 リサイクル・フリーマーケットには34の出店があり、寒い時期の割にはお客様もそこそこ集まってくれました。朝一番で立派な毛糸の帽子を安価に買って早速、自慢げに頭に載せたお年寄りの笑顔が素敵でした。
 ポン菓子製作の大きな音を出す時は子供たちが集まりカウントダウンをし、400名余りの方に公園で獲れたお米で作った甘くなつかしいお菓子を楽しんでいただきました。

 日ごろ、園路の通行安全のため高木枯れ枝切りに出動させている高所作業車のゴンドラに乗って展望台より高い位置での眺望体験を100余命の方にしてもらいました。富士山をはじめ樹木が成長して見えなくなっていた箱根の山々まで見ることができました。






2009年12月19日土曜日

公園にも冬到来



 12月18日、公園にも寒さ到来で霜柱が立ち、草には霜が降るようになりました。秋に芽を出したばかりの菜の花の苗はたくましく生育しています。

 冬でも花壇にはパンジーが咲き、春の草原のロウバイが満開になりました。

 紅葉はそろそろ終わりですが、様々な形の樹木の冬芽・花芽、野草の冬越しの姿のロゼットや冬でも花を咲かしてるのもいます。寒さを必至に耐えて越冬する昆虫たち、そして葉が落ちて見通しがよくなった林で小鳥や冬鳥が観察しやすくなっています。

 亀は池の底で冬眠に入り見えなくなりました。水温が10℃以下になって植物プランクトンの活性が弱まり夏や秋に悪かった池の透明度が50cm以上までに回復するのも冬の期間です。池は常に水が流れていますがもっと寒くなると一部が氷つきます。

2009年12月13日日曜日

12月の自然観察会に40人もの人が参加



 12月13日(日)お陽さまが出ない冬の雲り空にもかかわらず40人もの参加者を得て、四季の森里山研究会が講師を務める自然観察会「テーマ:植物・生き物の冬の過ごし方」が開催されました。

 里山林は冬の下草刈りが行われ、写真の背景のようにさっぱりしています。そんな中でも樹木の様々な冬芽や葉の落ちた枝の痕を観察し、枯れ木の下や樹木の幹の中、トイレの天井隅で越冬している成体や卵・幼虫・蛹の昆虫を観察しました。

 冬でもよく観察すれば、植物や生き物を楽しむことができることを学びました。

2009年12月8日火曜日

70人が輪飾りやミミズク作りを楽しみました!

 12月6日(日) 園内のツル、ワラ、ススキ、オギ、葉・実・木を用いて、輪飾りやミミズク人形などの工作に、幼児~高齢者の幅広い年齢層の70人が参加しました。
 基本的な作り方は公園スタッフが指導しましたが、どのようなものにするかは参加者の創造力に任せて、立派な・可愛らしいオリジナル作品が続々できました。













マツボックリ、ピラカンサス、ヒイラギのリース   可愛らしいミミズク。(顔はペイントしています。)


2009年11月25日水曜日

里山文化講座を開催

 
11月23日(日)21人の参加者に里山文化講座~地域の森と神社の関わり~が1時間半に渡って開催されました。
 講演者は四季の森里山研究会の渡部 公氏で、「森と神社の関係」から話が始まり、鶴見川流域に40もある杉山神社について、歴史書などによりたん念に調べ上げた様々な興味深い話がなされました。
 様々な説を紹介しながら、杉山神社の神は五十猛命(イソタケルノミコト)という樹木の神でスサノオノミコトの子供である可能性が高いこと。杉山の名は杉の生い茂った山の神であること。本社は茅ヶ崎杉山神社などがあげられていること。・・・・・
 講演終了後には参加者からの質問が続々とあり、
関心の高い方が多かったようです。
 NPO四季の森公園里山研究会は、里山林の整備作業、クラフト製作、自然観察と環境教育を中心に活動されていますが、この秋には、森林セラピー、アロマテラピー、森林気功をテーマにおした「森林健康講座」、そして今回の杉山神社の歴史研究の話が行われ、まさに”研究会”活動をされています。

2009年11月23日月曜日

収穫を祝う会開催!

 11月18日(水)に公園の田んぼで獲れたお米の収穫を祝う会が催されました。
5月の田植えから10月の稲刈り、そして脱穀~モチつきまで四季の森公園の稲作会が中心になり、公園近隣の4小学校の5年生やPTAの方が稲作りを手伝ってできたお米です。
 祝う会は、収穫の神事が行われた後、自治会や区役所の方、そして公園に訪ずれた方にもとりたて・つきたてで、農薬を全く使っていないお餅が配られました。
 

2009年11月15日日曜日

野焼きにたくさんの人が参加しました。

  11月15日(日)の久しぶり秋晴れに多くの方が来園され、文化的で勇壮な土器野焼き、竹によるバームクーヘン作り、そして焼き芋を楽しみました。
 土器焼きでは、専門家が慎重に進めてもどうしてもワレたりヒビが入ったりして、改めで縄文式土器づくりの難しさを実感しました。
 バームクーヘンはたくさんの子供たちが参加して竹につけた材料をクルクル回して楽しみながら焼いて出来上がりました。竹から抜いてバームクーヘンが出来上がった時は歓声が出たほどです。でも焼きあがったおイモ・バームクーヘンの数が少なくて、会場の炭焼き小屋まで足を運ばれたすべての方には秋の味を楽しむことができずごめんなさい。
 次回、開催する時は今回の経験を踏まえて多くの方が楽しめるように検討いたします。
 
 

2009年11月14日土曜日

40人が紅葉を観察しました。

●11月8日(日)の自然観察会は”山よそおう紅葉と黄葉”を観察テーマにして、1時間半、園内を散策しました。
 秋に落葉や葉が紅くなったり黄色に色づくのはなぜかの話を聞き、紅葉・黄葉になっている樹木の解説を聞きながら四季の森公園の秋を楽しみました。
 講師は、NPO四季の森里山研究会の方々です。

2009年11月3日火曜日

70人が押花作品を製作



11月1日(日)北口ビジターセンター会議室で10時~16時まで押し花教室が開催され、70人の方に7人の講師が交代で押し花作品の製作を指導いたしました。

 制作に参加した人は大人から子供まで。講師の作品例(左の写真)を参考にしながら、クリアファイルの花模様として、オリジナルのものを製作していました。こちらの講師のフラワーアート花綵会にも来年の秋に再度、押花教室を実施していただく予定です。

なお、講師の押花作品の展示は10日まで実施しています。

ドッグスクール終了



 11月1日(日)のクラスを分けて”第3回犬のしつけ教室”が開催されました。

 今回のテーマは「お散歩対策~引っ張りクセ、拾い食べクセを直す~」で、定員いっぱいの19頭のワンチャンが飼い主と共に参加しました。 過去2回とも参加された方が6割で、すでに犬を通したお仲間という和気あいあいの雰囲気でした。 

 竹内講師は犬の性格に合わせた個別指導もしてくださり好評で、来年もドッグスクールの講師を引き受けてくださる予定です。

2009年10月21日水曜日

障害者をカートで園内案内



 10月21日に障害者2名をカートで1時間弱、園内案内しました。子ども団体の自然観察・ネイチャーゲーム実施と並んで、9月から募集をしていたプログラムです。

 今回ご案内したのは、心臓ペースメーカーをつけている第1級障害者の方と視覚障害者の方で、カートで南口広場や田んぼなど普段は坂がきつくて歩いてはいけない場所まで行けて喜んでいただけました。

 園内案内は植物や鳥などの自然観察の他、風景がはっきり見えないことを考慮して、森林浴効果など植物の香の成分を吸うことによる健康増進についても説明しました。 障害者案内や子ども環境教育プログラムをご希望する方は公園管理事務所(TEL:045-931-7910)までお問い合わせ下さい。

 

2009年10月20日火曜日

緑区民まつりが開催される!


 10月18日(日)秋晴れの心地よい気候の下、緑区民まつりが開催され、緑区発表で6万 6千人もの市民がお祭り会場となった四季の森公園に来園されました。
 テント・ブースでの様々な催しや食べ物、野外ステージでの音楽などをそれぞれ楽しんでいただいたようです。
 まつりを準備された緑区役所の職員の方々をはじめ、関係者の皆様御苦労さまでした。
 四季の森公園管理事務所では、公園利用満足度アンケート に記載してもらった方に花の終わりの時期になったコスモスの摘み取りを行ってもらいました。200人を超える方が参加しました。

2009年10月15日木曜日

たくさんの実を観察できました。

 10月11日(日)は秋晴れの中、40人もの参加者が集まり、四季の森里山研究会主催の自然観察会が開催されました。観察テーマは「里山の木の実・草の実」です。
 植物の受粉の仕組みや実のなり方、種の分散の仕方などの生態説明を交えながら、20種ぐらいの木の実や草の実を見ながら、それぞれの話を聴きました。
 「エゴノキの実は石鹸に使われるほど、エグイ実ですが、何故かヤマガラという鳥は木の実を食べます。」と講師が言い終わって、参加者が移動した瞬間に、ヤマガラがやってきてエゴノキの実を食べている姿を見て、皆、「ヘーッ」と感心していました。

2009年10月10日土曜日

10月10日のキノコ観察会など

 午前中の小雨があがって快晴になった午後のキノコ観察会には16名が参加し、1時間余り林内を観察し、一部をサンプルとして採ってきたキノコを事務所前で、渡部利枝講師が次から次へと分類・解説してくれました。食毒区分だけでなく、ジャガイモやカブのような形のもの、サクラモチの匂いのするもの、卵のような形の幼菌を割るとプリンのようになっているものなど約50種が説明され、参加者は大満足。参加者以外の通行者も立ち止まって耳を傾けていました。
 なお、今回のキノコのサンプル採取は、植物と違ってキノコは土壌中に菌糸があるため採ってもまた生えてくることによるのですが、観察会という年1回の行事で、1時間という最低限の採取時間に限定して特別に採取したものです。今回で調べた結果は公園のキノコリストとしてとりまとめるようにします。

~小学生団体の自然観察案内を実施~
 新しいイベントとして計画していた”小学生向け環境教育プログラム”を実施しました。小学生7名+保護者4名に対して、環境・自然に長年の経験があるパークスタッフが次のような内容で案内したものです。
1)池の生態系の問題、人による動植物採取の問題を具体的に説明
2)ドングリの木の見分け方
3)森の危険対処法(ハチとツタウルシ)
4)森を音・色・香りで感じる
5)森の役割
 
 今後も、対応可能な範囲で、自然観察やネイチャーゲームで楽しみながら学べる環境教育プログラムを実施いたします。詳しくは公園管理事務所までお問い合わせ下さい。


  

2009年9月29日火曜日

想い想いの土器作品を創作しました!



 9月29日(火)10時より、ウィークディにもかかわらず13名の参加者により、土器整形が行われました。

 まず、縄文時代の人が縄文式土器にどのような願いをかけて作ったか、また文化財にもなっている縄文式土器を模倣して作った作品の説明、そして整形の方法について解説がなされました。

 次いで、講師の方々が事前に練ってくれた土で、様々なサンプル作品を模倣したり、自らの造りたいイメージを講師に伝え、技術的アドバイスを受けながら、最後に麻縄で縄文紋様をつけて、なんとか土器作品の整形が終了しました。

  本日、整形した作品は1カ月ほど乾燥させて、11月15日(日)10時から野焼きをして固めます。 野焼きの見学は自由にできます。

2009年9月27日日曜日

森の健康講座に参加してリラックス!

 9月27日(日)の森の健康講座(講師;時田愉季子)に27名(うち女性が15名)が参加しました。
 森林浴による健康効果を科学的に説明する森林セラピー、森の樹木が出す成分やハーブの香が生活習慣病、がんの予防やストレス解消にいかに役立つか(脳波が安定した証拠のα波になる)の健康効果(アロマテラピー)の講話の後、実際に3種のハーブの香を体験すると、すぐに鼻がスッーと通り気分が爽快になってきました。
 そしてヒノキやユーカリの精油をつけたしおりが1人1人に配られました。
それだけではなく、インフルエンザの予防にも効果があるというハーブ・ティーを試飲。香の臭いだけでなく胃にも植物の殺菌・リラックス効果のある成分がとりこまれました。
 これだけでもストレス解消状態なのに、さらに森に入って樹木が出す成分(フィトンチッド)を体内に取り入れる気功体操や目を閉じて人の肩につかまって歩きながら森の気・音・風・光の感触を感じる体験など、1時間半の講座終了後は心身とも芯からリラックス。"大満足。是非、次回も参加したい。"との声が多くの参加者から聞かれました。
 これだけ健康によく参加者に満足いただけたイベント講座なので、講師のご都合などがつくようでしたら早い時期に第2回を開催するように努めます。

2009年9月21日月曜日

スパイダー観察会に女性も多数参加


9月20日(日)の「自然を訪ねて」(講師:土屋昌利/森林インストラクター神奈川会)が「スパイダーの謎を探る」と題して、クモの生態の映像説明の後に園内を歩く観察会が催されました。
 クモというと一般的に嫌う人が多いのですが、23名の参加者があり、うち女性が8名、小学生5名でした。参加者の多くは全く知らなかった不思議で賢明な生き方をするクモに感心しきり。「クモのイメージが全く変わった。」という参加者もいました。
 参加した小学生からの「クモはどうして網にくっつかないのですか?」という鋭い質問がありました。講師は実際にクモがクモ網にくっつくかどうかの実験をしながら次のような回答をしました。「クモは口から網にくっつきにくい油様物質を脚先に塗りつける。」「粘着力のないタテ糸(放射糸)を歩き、粘着力のあるヨコ糸(グルグル巻きの糸)にはつかまらない。」
 スパイダーの網の写真展も9月20日で終了しました。
 

2009年9月19日土曜日

田んぼの稲を守る


 今年の稲作は順調に進み稔りの季節を迎えています。
 この時期の鳥の食害を防ぐため、稲作会の人達がネットを張り、近隣小学校4校の子供たちは"かかし"を作って立ててくれました。
 9月18日のこの日は、上山小学校5年生が課外授業として稲の生育状況をスケッチし観察していました。
 みんなで協力してここまで育った稲。このまま順調に育って11月の収穫祭が無事に迎えられることを願っています。
 なお、田は5段あり1番上の田にはウルチ米(ご飯にするお米)、下4段の田にはモチ米が植えられています。ウルチ米の方が1,2週間ぐらい生育が早いようです。見た目で違いわかるでしょうか?

2009年8月31日月曜日

クラフト教室で難度の高いシュロ・バッタを完成!




 8月30日(日)の四季の森クラフト教室には、小雨にもかかわらず親子16名が参加し、森っ子ドングリを乗せた木の車や森の木の作品を完成させた後、大人がやっても難しいシュロの葉を折って作るバッタにチャレンジして、講師のパークスタッフの指導の下に見事、完成させました。
子どもたちは1時間30分~2時間の製作時間にもかかわらず、飽きずに熱心に楽しんでいました。

2009年8月24日月曜日

作品の展示と見学


 ビジターセンターの展示ボードを改装し、7月から一般の個人や団体の作品を展示していただいています。
 これまで、絵画(水彩画、色鉛筆画、油絵)、生き物写真、高空の凧から撮った地上風景写真が展示されてきました。
 今後も、絵画や写真の他に、押し花、俳句集、社会文化や生物の調査資料などの作品が定期的に入れ替わって展示される予定です。
 ご来園いただいた場合は、四季の森公園北口のビジターセンター展示室にお立ち寄りください。
 また、展示物は里山の自然や文化が展示の基本テーマですが、四季の森公園での写真や絵画でなくとも一定要件を満たせば展示できますので、公園管理事務所にお問い合わせ下さい。

2009年8月17日月曜日

子どもクラフト教室実施状況~牛乳パックの船づくり

 8月16日(日)は”牛乳パックで船を作ってじゃぶじゃぶ池で浮かべて遊ぶ”という夏向きのクラフト教室(講師:松本英一氏)が開催され、親子22人が参加しました。
 船づくりでは、「牛乳パックはなぜ水をはじくか」などの質問を交えながら、「本体」「スクリュー」を同じ寸法で作った後、「船の上に乗せる船室や旗、煙突など」は自由に作ってもらいました。
 できるだけ子どもに作らせるようにして1時間余りで完成。輪ゴムで作ったスクリューを巻いてじゃぶじゃぶ池に浮かべると、水上を走り出します。みんな思い思いに遊びました。
 楽しく学び、涼しく遊んだ2時間でした。

2009年8月16日日曜日

自然観察会報告~真夏の森に棲む生き物たち


8月9日に開催された自然観察会は真夏の動物に関する話がもりだくさんでした。
 ヨシ原の生き物、スズメバチ、モグラ、ゴイサギ、キジバト、キアゲハ、セミ・・・。遠くのスズメバチの巣、不思議な色柄のキアゲハの幼虫など実物を目前にしての説明は迫力があります。

 約40名の参加者は、写真のように小学生からお年寄りまで幅広い年代でした。
 「カワセミは鳥なのに何でセミというの?」という小学生からの質問にインストラクターも苦労して説明しているシーンも見られました。一期一会かもしれないので「調べておきます。」ではすまないのがつらいですね。

2009年8月8日土曜日

子どもを守り続けるカメムシを展示しています。


エサキモンキツノカメムシ
 このカメムシは遊具広場に垂れかかってきて危険な状態だったカラスザンショウという樹の枝を落した時に葉っぱについていたものを保護したものです。
 少なくとも7/31から何も飲まず食べずに卵を守り続け、8/8に卵から幼虫が孵りました。あと1回、幼虫が脱皮するまで守っています。
 この虫を見守って、家族愛、人への思いやり、そして都市部に僅かに残されたこの公園の自然の花や生き物を大切にすることを、考えてみませんか?
 この卵と孵った幼虫を守るカメムシは北口ビジターセンターに展示しています。

2009年7月21日火曜日

2件の自然観察会と稲作会草取りの活動状況


7月12日(日)自然観察会「緑陰の散策路を訪ねて」
 四季の森里山研究会は、毎月第2日曜日の自然観察会を長年続けていながらマンネリ化せず、動植物だけでなく新たな分野を毎回取り入れて新鮮な印象を受けます。
 今回は「樹木に寄り添って森林のにおいや音を感じ取り、ストレス軽減する方法」「不動の滝の歴史」「森林内では2,3℃気温を下げる効果がある」などが盛り込まれた観察会でした。(43名参加)
 自然観察の初心者や自然観察だけでなく歴史・健康の話を聴きたい方はこちらの観察会がお勧めです。次回は8月9日(日)に開催いたします。
















7月19日(日)自然を訪ねて「シダ、コケの観察」
 シダって同じように見えるのだけど、一枚葉、ツル状、十字型、スギナのような穂など様々で、どこにでも普通に見られる20種ほどの見分け方、生活史、人の利用などやコケとの違いなど難しい専門的な生態をわかりやすく教えてもらいました。 上の左の写真はイヌシダ。自然度が高い所に出るシダだそうです。
 何気なく見ていたシダの区別と名前・利用がわかるなんて、これまでとは違う公園散歩ができそうです。(25名参加)
次回は「スパイダーの生態」というテーマで9月 20日(日)に開催されます。

7月21日(火)稲作会「田の草取り」・・・上右の写真が草取りの様子。
 田植えから1カ月が過ち、コナギ、クレソンといった草が田に生えて来ました。今回は小学生は参加せず稲作会の人たち16人でそれぞれ稲の数列を受け持ち、手を熊手のようにして稲の間の草をかきとり泥の中に埋め込みます。この作業は除草だけでなく泥の中にある稲の根に酸素を送り込む役割もします。
 5つの田を対象に片道5回~10回の草取りの繰り返しは、腕(握力)、太腿(泥の中から足を引抜く)、腰(かがめて作業)が張り、さらに稲の葉縁で顔や腕でこすられるという正味3時間重労働でした。
 暑い夏の日を浴びながら、これから稲には穂が出始めます。

2009年7月16日木曜日

ヤマユリは最盛期。じゃぶじゃぶ池の清掃も終了。

 ヤマユリの開花は最盛期に入りました。園路を歩いていても強いヤマユリの香りが漂っています。四季の森公園のヤマユリ生育数は横浜市内ではトップクラスです。
 日当たりのよい園路際から咲き始め、次第に林内へと広がっていきます。7月末までは楽しめます。
 ハンゲショウ、シシウド、ヒヨドリバナ、ダイコンソウ、ミソハギなどの夏の花も咲いています。

 じゃぶじゃぶ池の清掃が7月15日までに終了しました。南口の噴水とじゃぶじゃぶ池で水遊びを楽しめます。

2009年7月8日水曜日

七夕飾り終了しました。


 7月1日から開始した七夕飾りには、7月7日までに 子どもから大人までの1,000人が短冊に願いを書いて竹笹にくくりつけました。
 願いを分野別に分類して概数を数えると、おおむね次のようになりました。さわやかでほほえましい願いを書いた短冊を吊るしていただきありがとうございました。皆様のそれぞれの願いが天に届きますように。
◇みんなの健康・幸せ  34%
◇何々になりたい     28% 
 (キャラクター・サッカー選手・保育園の先生・ピアノの先生・飼育員・ケーキ屋さん・クラゲ?・・・)
◇能力向上       12%
 (勉強ができるように・足が速くなるように・字がうまくなるように、・・・)
◇誰々に会いたい・家族一緒に暮らしたい   7%
◇お金持ちに・宝くじにあたるように       4%
◇病気が治るように・歩けるようになるように  3%
◇元気な赤ちゃんが生まれますように      3% 
◇仕事が順調に                   3%
◇**がほしい(おもちゃなど・・・)        2%
◇旅行に連れてって・何々するのを許して    2%
◇安全で平和な社会を               1%
◇試験合格                      1%

2009年7月3日金曜日

七夕の短冊に願いを込めて・・・


 七夕飾りの笹を7月1日~7日まで四季の森公園北口広場に設置しています。
 北口広場には短冊と筆記用具を用意していますので、子どもだけでなくご来園者の方は誰でも短冊に願いを書いて笹ににつるすことができます。皆様の願いを読むことだけでも楽しく心安らかな気分になれます。
写真:願いを書いた短冊をつるす森の台保育園の園児たち

2009年6月23日火曜日

6月14日の自然観察会の様子



 四季の森里山研究会の講師陣と合わせて37人の方が参加しました。今回のテーマは「ホオノキを見る」ですが、内容は以下のように盛りだくさんでした。

 まず、スギやヤマザクラなど高木や実を付けている樹等の様々な植物の話を聞きながら歩いているうちに、大きな実をつけているホオノキを目前に見える所に案内されました。ホオノキの花は終わっていましたが、本当に大きな実です。風で落ちていた実を拾って、今、ビジターセンターに飾っていますのでご覧になってください。

 途中、スギ林では体を伸ばしたり、ねじったりしながらフィトンチッド(樹から出される抗菌作用やリラックス作用等があるガス)たっぷりの森の空気を吸い込む"樹林気功"という健康体操を教えていただきました。今後も観察会で時折、盛り込んでくださるそうです。 さらに森の間伐作業風景を見学し、最後のショウブ園では、里山研究会がこれまでに作製していた森のクラフトを見せてもらい、その巧みさに歓声が上りました。

2009年6月14日日曜日

ホタルの夕べ


 ホタルの発生状況は6月12日で300頭を超えるまでになりました。例年、6月下旬までホタルは飛び交っています。 
 6月13日(土)の夜からは”ホタルの夕べ”として、公園入口に提灯が点灯し、北口入口には公園に今年の春に咲いていた菜の花の菜種からとった油を燃料とした灯明を灯しました。(写真)
 南口駐車場は通常18時で閉まりますが、21日までの土日は20時30分までオープンしています。たくさんの方が訪れ、駐車場台数は限られますので、可能な限り公共交通機関を利用し徒歩でご来園いただくようお願いいたします。

2009年6月13日土曜日

稲作会指導で小学生が田植えを実施



 四季の森公園の近隣に所在する上白根・上山・中山・森の台小学校5年生約500名による田植えが、梅雨期の合間の晴れ間の6月10日・12日に行われました。(写真上) 稲作会の人達に田の歩き方や苗の植え方、安全性について教わりながら、半ズボンに靴下姿で、泥んこになって田植えをしました。
 それまでの稲作会の方の田起こし・代かき、そして小学校5年生のPTAの方30名による苗ほぐし(田植えができるように苗を1本1本にほぐす時間のかかる作業;写真左)などの準備があって無事、終了しました。
 作業に加わった皆様、御苦労さまでした。
このあと夏の間は草刈りや案山子づくりなどを行い10月に稲刈り、11月に収穫祭が行われます。

2009年6月9日火曜日

四季の森子供クラフト教室の開催結果




 
 6月7日(日)13時~子供クラフト教室には、49人の親子が参加して、森っ子人形に思い思いの表情を書きこんで枝に乗せたり、ウグイス笛を組み立ててウグイスの鳴き真似をしてみました。小さい子ではナイフやドリルはまだ危ないので、パークスタッフ又はお父さんやお母さんが代わって作業しました。
 用意したドングリなどの材料が不足するぐらい大盛況でした。

2009年6月2日火曜日

ハナショウブの開花状況とホタル幼虫展示のご案内


 現在、お問合わせが最も多いハナショウブの6月2日の開花状況です。1分咲きというところです。

 ゲンジボタルもポツポツ飛び交いはじめましたが、最も多くなるのは例年、6月中旬頃です。時間帯は19時30分~20時30分が多いようです。
 北口ビジターセンターでは、生きているゲンジボタルの幼虫とカワニナの水槽展示をしています。

ドッグスクールの開催結果


 5月31日(日)に、15頭を2回に分けてドッグスクールを開催しました。
 第1回は犬とのコミュニケーションの取り方というテーマで、犬の抱き方、お座りのご褒美でのオヤツを与えるタイミングなど参考になる話と実践方法をわかりやすくやさしく教えていただきました。犬のクセや性格などの個別相談にも合間を縫って話してくれました。参加者間でのコミュニケーションもすぐにできたようです。2回目のスクールでは終了直前に雨が降り出し、挨拶もそこそこで解散という一幕もありました。
 次回は7月26日に木陰の広場で開催します。まだ申込を受け付けております。

 

自然を訪ねて(5月24日)開催結果


 あいにくの朝からの雨模様にもかかわらず、講師の森林インストラクター側を含めて17名が集まり、2時間も園内を歩いて雨の中の植物観察です。

 今回の観察テーマは「身近な草花たち」。カラスノエンドウ、オオバコ、スギナ、外来種のツメクサ、ウラジロチチコグサなどの様々ないわゆる”雑草”についてのしたたかな繁殖戦略が解説されました。 
 さらに生態面だけでなく、昭和天皇の「雑草という名の草花はない」という語録や芭蕉の句「花いろいろ 各々の花の手柄かな」を紹介されたり、幅広い話に、参加者の感想も「植物の深い知識だけでなく、社会文化・生き方にもつながる話が聞けて、雨の寒さも感じないほど楽しかった。」でした。
*「自然を訪ねて」は全国森林インストラクター神奈川会の主催によるもので、次回開催は7月19日です。

2009年5月30日土曜日

ロ-ラ-滑り台閉鎖のお知らせ


 四季の森公園のロ-ラ-滑り台は1993年に設置されて以来16年間、皆様に親しまれてまいりましたが、近頃は老朽化が激しく、公園では毎日の日常点検を始め、専門業者による安全点検と部品の交換を続けながらこれまで運行してまいりました。しかし、安全性を確保するためには、部品交換だけでは難しい状況になり、利用者の安全を考え、やむなく6月末でいったん閉鎖することにいたしました。
現在、神奈川県が新しい滑り台の設置に向け取り組んでおり、今年中にはリニューアルオ-プンする予定です。
 詳しい内容が決まり次第、いろいろな方法で皆様にお伝えいたします。
 閉鎖までの短い間ですが、ロ-ラ-滑り台を正しい姿勢で安全にご利用いただきますようお願いいたします。
 

2009年5月15日金曜日

公園内の生き物による刺咬傷などにご注意を!


オオスズメバチと八チトラップ
 四季の森公園は、市街地に自然が残された里山雑木林の風致地区であり、自然環境を保全しつつ、その自然とのふれあいを提供する森として整備しています。
 自然には美しさなどのよい面とは逆に日常とは異なるけがや事故に遭遇する面があり、ハチやヘビ等による刺咬傷やウルシなどによるかぶれがあげられます。
これに対し公園管理事務所では次のような処置をしています。
・ハチは巣を発見次第、除去しています。またハチトラップを設置し誘引除去しています。
・ヘビは、マムシのような毒ヘビは発見次第、除去するように努めていますが、無毒のアオダイショウや シマヘビはカエルやネズミなどを食べてその異常繁殖を抑える生態系の中での上位種ですので、そ のままにしています。
・ウルシ類も園路際などのものは除去していますが、自然の中では普通に存在する植物ですので、林 内に生育するものまでは除去していません。
 公園を利用される皆さまは、次のことをお守りいただくようお願いします。
◇園路から外れてヤブや林内の草地に入らない。これまでの事故の多くは草地に入ったことが原因で す。また、草地には希少な野生植物が生育していて、その中に入ることはそれらを踏み荒らすことに もなりますので。
◇ハチやヘビには触れずに離れる。特にスズメバチは振り払おうとせず、姿勢を低くして遭遇した場所 から早く離れるようにしてください。スズメバチが飛ぶ5月~10月は特に黒い服装をさける方がよいと の情報があります。

シマヘビ

2009年4月27日月曜日

四季の森公園まつり開催



 雨により1日順延された公園まつりが4月26日(日)に開催されました。
 野外ステージでは寺山囃子を皮切りに様々な音楽演奏や踊りが1日中催され、各所に自治会などによるもぎ店や警察、郵便局、水道局などのPRテントが出されました。
 子供たちに最も人気だったのは白バイやちびっこ動物園で、森の中での木、竹、ササを使った笛やもぐらや昆虫づくり(1番目の写真)や凧づくりや凧揚げで遊び、樹木クイズラリーには親子で350人もが参加しました。
 春の草原での野点(のだて)や野外ホットドッグづくり、池沿いの野外写真展にも多くの人が楽しまれていました。

2009年4月20日月曜日

コイノボリを連揚しました。


4月20日コイノボリを北口広場正面の池に連揚しました。4m~7mの色とりどりのコイノボリ24尾が風に泳ぐ姿は里山風景に似合っています。5月6日頃までの連揚です。北口の公園管理事務所には小さいコイノボリを掲げました。

2009年4月19日日曜日

四季の森のボランティア・里山案内人を募集



 
 公園利用者により広く里山の魅力を体験していただくため、里山文化や自然の案内及び公園施設利活用につながるボランティア活動できる人やグループを“パークマスター”として募集しています。
 独自活動のほか、既存の団体活動(炭焼き会、稲作会、里山研究会、森林インスラクター会)への参加や協力も考えられます。

●つくる:枯葉や枝葉、ワラ・アシを利用したものづくり指導
  ◇ワラ縄・草履編み、ワラ細工、アシのすだれづくり
  ◇ナチュラルリース、落ち葉の押し花など
●たべる:春~秋の炭焼き小屋施設を利用した食べ物づくり教室
  ◇枯葉・枝・炭を燃料にしたドンド焼きや竹炊きごはんなど
●あそぶ:公園の緑の中をフィールドにして遊びます。
  ◇里山ネイチャーゲームなど
●まなぶ:里山の動植物や歴史を学びます。
  ◇昆虫の観察会・写真展示、谷戸の歴史の解説
●その他:野外ステージ、ワ-クセンター、設備の利用など
  ◇森の音楽会、味噌など食品加工や竹トンボづくりなど
  ◇下草刈、枯枝葉の整理などのボランティア活動への参加

*詳しくは四季の森公園管理事務所へお問合わせください。TEL:045-931-7910  FAX:045-935-0911