2009年7月21日火曜日

2件の自然観察会と稲作会草取りの活動状況


7月12日(日)自然観察会「緑陰の散策路を訪ねて」
 四季の森里山研究会は、毎月第2日曜日の自然観察会を長年続けていながらマンネリ化せず、動植物だけでなく新たな分野を毎回取り入れて新鮮な印象を受けます。
 今回は「樹木に寄り添って森林のにおいや音を感じ取り、ストレス軽減する方法」「不動の滝の歴史」「森林内では2,3℃気温を下げる効果がある」などが盛り込まれた観察会でした。(43名参加)
 自然観察の初心者や自然観察だけでなく歴史・健康の話を聴きたい方はこちらの観察会がお勧めです。次回は8月9日(日)に開催いたします。
















7月19日(日)自然を訪ねて「シダ、コケの観察」
 シダって同じように見えるのだけど、一枚葉、ツル状、十字型、スギナのような穂など様々で、どこにでも普通に見られる20種ほどの見分け方、生活史、人の利用などやコケとの違いなど難しい専門的な生態をわかりやすく教えてもらいました。 上の左の写真はイヌシダ。自然度が高い所に出るシダだそうです。
 何気なく見ていたシダの区別と名前・利用がわかるなんて、これまでとは違う公園散歩ができそうです。(25名参加)
次回は「スパイダーの生態」というテーマで9月 20日(日)に開催されます。

7月21日(火)稲作会「田の草取り」・・・上右の写真が草取りの様子。
 田植えから1カ月が過ち、コナギ、クレソンといった草が田に生えて来ました。今回は小学生は参加せず稲作会の人たち16人でそれぞれ稲の数列を受け持ち、手を熊手のようにして稲の間の草をかきとり泥の中に埋め込みます。この作業は除草だけでなく泥の中にある稲の根に酸素を送り込む役割もします。
 5つの田を対象に片道5回~10回の草取りの繰り返しは、腕(握力)、太腿(泥の中から足を引抜く)、腰(かがめて作業)が張り、さらに稲の葉縁で顔や腕でこすられるという正味3時間重労働でした。
 暑い夏の日を浴びながら、これから稲には穂が出始めます。

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