2009年6月23日火曜日

6月14日の自然観察会の様子



 四季の森里山研究会の講師陣と合わせて37人の方が参加しました。今回のテーマは「ホオノキを見る」ですが、内容は以下のように盛りだくさんでした。

 まず、スギやヤマザクラなど高木や実を付けている樹等の様々な植物の話を聞きながら歩いているうちに、大きな実をつけているホオノキを目前に見える所に案内されました。ホオノキの花は終わっていましたが、本当に大きな実です。風で落ちていた実を拾って、今、ビジターセンターに飾っていますのでご覧になってください。

 途中、スギ林では体を伸ばしたり、ねじったりしながらフィトンチッド(樹から出される抗菌作用やリラックス作用等があるガス)たっぷりの森の空気を吸い込む"樹林気功"という健康体操を教えていただきました。今後も観察会で時折、盛り込んでくださるそうです。 さらに森の間伐作業風景を見学し、最後のショウブ園では、里山研究会がこれまでに作製していた森のクラフトを見せてもらい、その巧みさに歓声が上りました。

2009年6月14日日曜日

ホタルの夕べ


 ホタルの発生状況は6月12日で300頭を超えるまでになりました。例年、6月下旬までホタルは飛び交っています。 
 6月13日(土)の夜からは”ホタルの夕べ”として、公園入口に提灯が点灯し、北口入口には公園に今年の春に咲いていた菜の花の菜種からとった油を燃料とした灯明を灯しました。(写真)
 南口駐車場は通常18時で閉まりますが、21日までの土日は20時30分までオープンしています。たくさんの方が訪れ、駐車場台数は限られますので、可能な限り公共交通機関を利用し徒歩でご来園いただくようお願いいたします。

2009年6月13日土曜日

稲作会指導で小学生が田植えを実施



 四季の森公園の近隣に所在する上白根・上山・中山・森の台小学校5年生約500名による田植えが、梅雨期の合間の晴れ間の6月10日・12日に行われました。(写真上) 稲作会の人達に田の歩き方や苗の植え方、安全性について教わりながら、半ズボンに靴下姿で、泥んこになって田植えをしました。
 それまでの稲作会の方の田起こし・代かき、そして小学校5年生のPTAの方30名による苗ほぐし(田植えができるように苗を1本1本にほぐす時間のかかる作業;写真左)などの準備があって無事、終了しました。
 作業に加わった皆様、御苦労さまでした。
このあと夏の間は草刈りや案山子づくりなどを行い10月に稲刈り、11月に収穫祭が行われます。

2009年6月9日火曜日

四季の森子供クラフト教室の開催結果




 
 6月7日(日)13時~子供クラフト教室には、49人の親子が参加して、森っ子人形に思い思いの表情を書きこんで枝に乗せたり、ウグイス笛を組み立ててウグイスの鳴き真似をしてみました。小さい子ではナイフやドリルはまだ危ないので、パークスタッフ又はお父さんやお母さんが代わって作業しました。
 用意したドングリなどの材料が不足するぐらい大盛況でした。

2009年6月2日火曜日

ハナショウブの開花状況とホタル幼虫展示のご案内


 現在、お問合わせが最も多いハナショウブの6月2日の開花状況です。1分咲きというところです。

 ゲンジボタルもポツポツ飛び交いはじめましたが、最も多くなるのは例年、6月中旬頃です。時間帯は19時30分~20時30分が多いようです。
 北口ビジターセンターでは、生きているゲンジボタルの幼虫とカワニナの水槽展示をしています。

ドッグスクールの開催結果


 5月31日(日)に、15頭を2回に分けてドッグスクールを開催しました。
 第1回は犬とのコミュニケーションの取り方というテーマで、犬の抱き方、お座りのご褒美でのオヤツを与えるタイミングなど参考になる話と実践方法をわかりやすくやさしく教えていただきました。犬のクセや性格などの個別相談にも合間を縫って話してくれました。参加者間でのコミュニケーションもすぐにできたようです。2回目のスクールでは終了直前に雨が降り出し、挨拶もそこそこで解散という一幕もありました。
 次回は7月26日に木陰の広場で開催します。まだ申込を受け付けております。

 

自然を訪ねて(5月24日)開催結果


 あいにくの朝からの雨模様にもかかわらず、講師の森林インストラクター側を含めて17名が集まり、2時間も園内を歩いて雨の中の植物観察です。

 今回の観察テーマは「身近な草花たち」。カラスノエンドウ、オオバコ、スギナ、外来種のツメクサ、ウラジロチチコグサなどの様々ないわゆる”雑草”についてのしたたかな繁殖戦略が解説されました。 
 さらに生態面だけでなく、昭和天皇の「雑草という名の草花はない」という語録や芭蕉の句「花いろいろ 各々の花の手柄かな」を紹介されたり、幅広い話に、参加者の感想も「植物の深い知識だけでなく、社会文化・生き方にもつながる話が聞けて、雨の寒さも感じないほど楽しかった。」でした。
*「自然を訪ねて」は全国森林インストラクター神奈川会の主催によるもので、次回開催は7月19日です。