2010年9月4日土曜日

猛暑・渇水で公園の生き物が危ない

8月の降雨回数は1日だけ、しかも連日の猛暑で動植物に影響が生じています。
8月下旬~9月初旬の状況をお知らせします。
8月下旬、北口から出たプロムナード水路にはヒメタニシ等の貝類が異状発生。池からの水が少なくなり、高温であることを踏まえて、間引きして田んぼ水路などに移しました。放っておけば共倒れになるのは必至の状態を緩和しました。
9月3日で池の水位は満水位から18cm低下し、プロムナード水路ヘの維持水量確保のためサイフォンにて水を送るようにしました。
9月4日アシ原奥のホタルが棲む水路の水量が僅かとなってきたので、水道水を放流しました。しかしさらに上の不動の滝の水路には水の流れがとまり、アシ原奥の上池も干上がってきたため、その辺りに棲むゲンジボタルには影響が生じているでしょう。
公園内の花壇や植栽にも連日、水をまいていますが、猛暑もあって弱ってきている植物もあります。写真はコスモスで下の方の葉が枯れ花つきが悪くなっています。
元気に花を咲かせている野草もあります。センニンソウは9月4日現在、花の最盛期に入ってきました。同じくツルであるガガイモもあちこちで花をつけ始めています。
ミズタマソウは花から水玉風の実に変わってきています。
池周辺のミソハギも最盛期です。