2009年10月10日土曜日

10月10日のキノコ観察会など

 午前中の小雨があがって快晴になった午後のキノコ観察会には16名が参加し、1時間余り林内を観察し、一部をサンプルとして採ってきたキノコを事務所前で、渡部利枝講師が次から次へと分類・解説してくれました。食毒区分だけでなく、ジャガイモやカブのような形のもの、サクラモチの匂いのするもの、卵のような形の幼菌を割るとプリンのようになっているものなど約50種が説明され、参加者は大満足。参加者以外の通行者も立ち止まって耳を傾けていました。
 なお、今回のキノコのサンプル採取は、植物と違ってキノコは土壌中に菌糸があるため採ってもまた生えてくることによるのですが、観察会という年1回の行事で、1時間という最低限の採取時間に限定して特別に採取したものです。今回で調べた結果は公園のキノコリストとしてとりまとめるようにします。

~小学生団体の自然観察案内を実施~
 新しいイベントとして計画していた”小学生向け環境教育プログラム”を実施しました。小学生7名+保護者4名に対して、環境・自然に長年の経験があるパークスタッフが次のような内容で案内したものです。
1)池の生態系の問題、人による動植物採取の問題を具体的に説明
2)ドングリの木の見分け方
3)森の危険対処法(ハチとツタウルシ)
4)森を音・色・香りで感じる
5)森の役割
 
 今後も、対応可能な範囲で、自然観察やネイチャーゲームで楽しみながら学べる環境教育プログラムを実施いたします。詳しくは公園管理事務所までお問い合わせ下さい。


  

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