2012年1月16日月曜日

自然を訪ねて「七草を楽しむ」

真冬の厳しい寒さが続いています。
秋から初冬にかけての美しい紅葉の季節が終わり、いまは、冬に花を咲かせる樹木の「ロウバイ」、地面では地味ですがロゼッタ状に葉を広げた植物や野鳥、渡鳥などをご覧いただくことができます。



当公園では「全国森林インストラクター神奈川会」のメンバーが講師を務めるイベント「自然を訪ねて」シリーズを毎月開催しています。
今回のテーマは、美味しそうな予感がする「七草を楽しむ」です。

北口広場に集合した35名を2班に分け、ハス池の周辺を90分ほどかけて散策しました。
講師からは園内で観察できる七草、ロゼッタ状の植物、草木の冬芽、冬に花を咲かせる樹木や冬眠する昆虫、野鳥などの説明を受けました。
学習会の途中で、参加された皆さまにイベントの感想を俳句にしたためていただきました。
さて、どのような一句が好評を得たのでしょうか。

 
今回は、サプライズ企画としてイベント終了後に「七草がゆ」を皆さんでいただきました。
羽釜で炊き上げたもので、イベント参加者、その他に一般来園者の方々にも配膳いたしました。
皆さん、温かな「七草がゆ」の入った器を両手で持ち美味しそうにいただいていました。
地味な真冬の園内が「ホット」な雰囲気に包まれた至福の時間でした。



さて、好評を得た一句を紹介します。(順不同)

・びぃびぃだん とりみつけたよ しきのもり
・カワセミ 木のみ七草 たのしい
・春を待つ 若きつぼみや 寒さたえ
・冬がれに 咲くロウ梅の 香りより
・四季の森 春の七草 二つ見た




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